表裏イカ

¥ 500,000

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第22回岡本太郎現代芸術賞入選展示作品です。

画材:カットキャンバス、ジェッソ、イカ墨、セピアペンシル、油彩、ハトメ、(上下の辺を折り込みφ10mm木材を入れています)
サイズ:2880×1520mm

表裏イカ(2019)
現代では、イカのテクノロジーで人間みんな生活しています。この情報化社会に欠かせない液晶。初期の液晶はイカの肝臓から開発されましたし、これから人工知能の時代。イカの神経は脳型コンピューターの研究に利用されましたし、医療の進歩。イカ墨に含まれるムコ多糖ペプチドには抗癌作用があると言われていますし、イカ墨のセピオメラニンにアレルギー抑制効果があると発見されましたし、地球の環境改善。イカの吸盤の角質環のタンパク質からプラスチックの代替になる素材が作られると発表されました。
イカは人間の情報を管理して、思想を進化させて、肉体の病煩を遠ざけ、ゴミによる環境破壊を解決させようとしている。人間が次の次元にいけるように。人間以外の万物に対しても同じようにイカは操作しているはずです。イカは自身を地球の生き物たちに食べさせてこの世の森羅万象を把握しようとしているし、地球の生を支配しています。みんなイカに生かされている。
このキャンバスの両面に描いたイカの作品について書きます。
片面はカラーの油彩です。
イカの透き通った身体と動く内臓の煌めき、優雅なヒレの動き、大きな眼の魔力、命あるイカの美しさ。生きた姿と、食材や標本になった姿。海中と空中でこれほどに見た目にギャップのある生き物はイカのほかにありません。生と死、虚と実のイカ。
片面はモノクロのイカ墨画です。
何百年より昔からイカ大漁を願う日本の心。宝永7年に刊行された大和本草にあるイカの記述をイカ墨で書し、現在のイカ類の分類と、イカを構成する成分の化学式をセピアペンシルでイカの絵の上に書き写しました。
今日迄積み重ねられてきた世界のイカ研究が、これからも続いていくこと、そしてイカを私たちの営みまでもたらしてくださる皆さま、イカに携わる遍く全てが尊い。
これからもイカに生かされて生活していこうじゃないか。